【シンクのぬめりからくる臭いをなくす】ぬめりの取り方と予防法を紹介

シンク(台所の流し)のぬめりは、どこのキッチンでもでてきますよね。
洗ってもすぐにぬめりが出てしまい、どうすれば防げるのだろう…と思ったことはありませんか?
シンクは、水をつかう上に、生ごみもあるので、雑菌やカビが生えやすいです。
また、ぬめりの正体の菌は、繁殖が早いのが特徴。

生ごみ、水アカ、油などが合わさってできた汚れがぬめりの原因ですが、あるアイテムを使うと死滅させることもできます。
ぬめりを放置しておくと、繁殖してキッチンの臭いの原因になることも。

ここでは、リフォーム会社の広報担当として住まいに関する情報を発信しているスメコが、シンクのぬめりとりについてご紹介します。
ぬめりが減ってくると、お掃除も楽ですよね。

キッチンの排水口のニオイを取る方法は、こちらの記事で紹介しています。

シンクのぬめりはロドトルラが原因

シンクに発生するピンクっぽいぬめりは、ロドトルラという酵母菌が原因です。
ロドトルラは、温度、水分、栄養が揃うと一気に繁殖しますが、水分だけでも増殖します。
また、繁殖スピードが速いのも特徴です。

シンクのぬめり、水アカ、油汚れを撃退するアイテムたち

1、重曹とクエン酸

重曹とクエン酸
油汚れをとる重曹、水アカをとるクエン酸でぬめりをとる方法です。
粉末重曹をシンクにまいてスポンジで磨いた後、洗い流します。

残った水アカはクエン酸水をスプレー。
クエン酸は水アカの原因となる炭酸カルシウムを落とす働きがあります。

重曹を泡タイプの「重曹の激落ちくん」でもやってみましたが、この商品、かなり油汚れを落とす効果が強く、この商品でも問題なしです。

2、セスキ水をスプレー

セスキ水
シンク全体にセスキ水をスプレーして、10分ほど放置し、汚れが浮いてきた後に洗い流します。
セスキ水はスーパーやドラッグストアでも買えるし、自分でつくることもできます。
ただ、ひどい油汚れはとれないので、そこは食器用洗剤を使用します。

セスキ水の作り方
材料:
・水500ml
・セスキ炭酸ソーダ2分の1
・スプレー容器
・軽量カップ、軽量スプーン
水にセスキ炭酸ソーダを入れてスプレー容器に入れたら完成。

3、フロッシュ食器用洗剤でシンク全体を洗う

フロッシュ食器用洗剤
フロッシュ 食器用洗剤は、手が荒れにくく、洗浄力も高いです。
これでシンクを洗います。

洗った後は、70℃以上の沸かしたお湯をシンクにまわしかけます。
これでぬめり、カビがしばらく寄ってきません。

 
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チャーミーVクイックも手が荒れにくいので、おすすめできます。

4、エタノールでロドトルラは死滅する

薬局で販売しているエタノールを使うと、ロドトルラは死滅します。
エタノールを含ませたキッチンペーパーでそのまま拭き取ることも効果的。
エタノールを吹きかけると予防効果も期待できます。

シンクのぬめりを防止するアイテムで掃除を楽に

シンクのぬめりがあまり出てこなくなれば、掃除が楽ですよね。

1、水1ℓと塩化ベンザコニウム40mlを入れた水をスプレー


除菌してニオイをとる効果が期待できます。
ぬめりとり専用のグッズも売られていますが、塩化ベンザルコニウムは水と混ぜて使えるので、1本あれば長く持ちます。

 
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塩化ベンザルコニウムは、アマゾンで、500ml入って480円で購入できます。

2、シンクを使う前に水をかける

水道の水をシンクにかける
これは乾いたシンクに汚れがつくと落ちにくくなるのを防止する効果があります。
汚れが水の膜の中に留まるので、洗い流しやすくなります。

シンクのぬめりのニオイをとる掃除アイテム
1、重曹とクエン酸
2、セスキ水
3、フロッシュ 食器用洗剤
4、ぬめり防止には、水をかけるか、塩化ベンザルコニウムを入れた水をシンクにスプレー